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ペンギン考察その1 - 読みにくい要因とは? -
長文です。絵を入れて、出来るだけ読みやすいように苦心してはいます。

私が、自分で考えてコマを割った絵を描くとき重要視するのは

1.吹き出し
2.コマ割り
3.絵

です。

私が漫画形式の絵を描くときに、気を付けていることは

「目線の動き」

です。

吹き出し→絵→次の吹き出し
の動線がスムーズになるよう吹き出しと人物の配置に気を使ってます。
絵を流して読むことがあっても、吹き出しを流すことなんてありません。
必ず吹き出しで目線が止まるんです。

-----------------------------------------------------------------------
この動きこそ言語→絵→言語、つまり左脳→右脳→左脳となります。
脳の論理的な部分と、感覚的な部分、両方を用いる日本独特の漫画表現です。

養老孟司氏の言論の中に
「日本人は文字を文字としてとらえる、英語圏の人間は文字を音としてとらえる」
とあります。

アメリカンコミックにおいては、吹き出し・文字も感覚的な表現なんですね。
つまり感覚に偏った読み方をするわけです。
(吹き出しにも文字にも、デザイン的なセンスが要求されます)

これこそがComicと漫画の、最大の違いだと思います。
-----------------------------------------------------------------------

吹き出しこそが漫画が漫画たる所以です。私が以前描いた漫画絵を例に取ると




吹き出しと吹き出しを繋ぐ動線上にキャラクターが乗るようにしています。
3番目と4番目が特に分かり易いと思います。

目線の動きはそのまま時間経過になります。

例えば、こんな絵があったとします




位置的に近い吹き出しだと、即答。何も考えていない、即ツッコミですね。




吹き出しの位置を離してやると、少々考えてからのツッコミです。タメが、間が生まれます。




この点をふまえてペンギンを読んでみてください。


吹き出しが読みにくい、テンポを阻害する場所に置いてありませんか?
私は、人物を配置したあとに吹き出しを描いているのでは、と感じます。

さて、次は実践です。私なりに改善してみました。




1コマ目
最初のコマは大きめにとり、舞台配置の状況説明に使うべきです。
ここは飛行場である。舞台場所を決定。

2コマ目
択捉の不安そうな表情のアップ、腕っ節は強いのに飛行機が苦手。
なんてキャラ付け、いいんじゃないでしょうか?

3コマ目
カメラはそのままでズームアウト、言葉による現状説明、起承転結の「起」
ここで読んでいる人を、一気に作品世界へ引き込まなければなりません。
別荘旅行に同意でついて行く、
より無理矢理飛行機に乗せられたってほうが面白いです。

4コマ目
お話を広げる「承」
元絵ではアオリで三角形の配置、これから旅立つというのに安定感をもたらす構図です。
逆三角形の構図を取り、飛び立つ雰囲気を出してみました。

5コマ目
これから移動する、場面展開直前のコマ「転」
左向きで時間経過を自然に表現しつつ、上向きの軌跡をとることにより
次ページへの流れを作っています。そして逆光描写で南国をイメージさせます。
椰子の木や、フェニックスの木をかぶらせる構図をとっても良いと思います。
行き着いたのは南極だった、というオチへの意図的なミスリードです。

この意外性がギャグの面白さを加速させます。
(「笑いとはギャップだ」との言葉を思い出しますね)
コマに余裕があるのなら、浮き輪を膨らませるペンギンの絵をおいて
さらにミスリードを誘うのもよいでしょう。

このあたりはペンギン、下手すぎます。コマ小さすぎです。逆光も弱い。
オチを付ける前のコマ、前のページは重要です。
このコマは横長に広くとるべきなのです。その大きさが長い時間の経過を表現します。
次ページへのタメにもなり、読者に
「さぁ、いよいよスク水か?」という期待感を持たせることが出来ます。


どうでしょう、読みやすくなったでしょうか?

表現、創作活動への論理的考察というモノは愚の骨頂である、私自身もそう思います。
面白いか否か?楽しいか否か?感動したか否か?作品への評価はそれだけで十分なんです。

しかし、

漫画を描くということではド素人の私でも、この位のことは考えています。
「文章にしろ、絵にしろ、読み易いように、見やすいように」といつも心がけています。
(文章では、呼吸のリズムで句読点を打ち、思考のリズムで行間を空けています)


「良質なネームは画力を凌駕する」
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テーマ: 週刊少年チャンピオン全般 - ジャンル:アニメ・コミック

この記事に対するコメント
お、、面白い実験結果がで、、出たものだな
36+37号のペンギン扉は、扉絵として単に大ゴマ使いたかっただけとも取れますが(ショートの事情?キャラを見せたい描きたい?)出発の流れでひと笑いは捨てたっぽい、、?というかショートならみつどもえ、オーバードライブ魂、24のひとみ、のような扉にしたほうが良さげですよね。
通常ページの漫画並みに使うから、、というより途中で4コマを挟むから変なリズムになってますよね。
ひばりさん改変板だと次のページで扉という流れでしょうか、喜国雅彦の漫画(三丁目防衛軍)ならキーンのコマ見開きで、めくりでまだ日本にいるというミスリードが発生、平然と糠床チェックに昼ドラ録画予約。

フキダシ
あまり意識してみた事なかったな~、大抵は絵があるからコマの隅っこに来るもんだと思ってました。
時々読む順番分からなくなる漫画ありますよね~少女漫画とか
フキダシ詰め込み系と言えばワンピース、、とか、あれ一枚の絵でセリフ多い(喋るキャラが多い)からそのままアニメ化するとカッタルいです
【2006/08/11 17:10】 URL | K-> #/9hBKkrU [ 編集]


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